武富士CM手がけた広告代理店、破産申請準備
民間信用調査会社の帝国データバンク東京支社は30日、経営
破綻 した消費者金融大手、武富士のテレビCMなどを手がけた広告会社の中央宣興(東京)が破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は76億円。景気悪化で企業広告が低迷していることが響いたという。
(2010年9月30日23時05分 読売新聞)
中堅の総合広告代理店が破産申請したようです。
武富士の破綻の余波でしょうか。広告業界は大手の3社(D,H,A)は別として、総合広告代理店として生き残っていくのは難しいのかもしれません。
今回のきっかけは大手クライアントの破綻でしたが、他も厳しい状況は変わらないのではないかと思います。
収入基盤が売上に対するマージンである以上、売上減は即ち収入減となります。
マージン制からフィー制への移行、広告枠のブローカー的な業態から早く脱却しないと今後もこういった破綻が跡を絶たないのではないかと思います。